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Day1 私と着物のはじまり 〜小さな記憶と、大人になってからの出会い〜
「都をどりに着物で行きたい」と思ったあの日から、着物への気持ちを振り返ってみると──私にとって、最初の着物の記憶は七五三でした。 小さな私と、クリーム色の着物 …
目次
子育てが始まってから知る日本の伝統行事
子供を育て始めると、これまでは意識することのなかった日本の伝統行事を初めて知ることがありました。
例えばお宮参り、お食い初め、初節句などなど。
私たち夫婦は両親がそれぞれに健在ではありますが、どちらも数百キロはなれた遠方に住んでいます。
それもあってか、子どもが生まれて初めてのイベント、お宮参りの時には事前の知識も何もありませんでした。
自分たちで調べつつも育児に追われる毎日。和装も素敵だなと思いつつ、準備する余裕もなく、お宮参りには和装を断念しました。
長女の七五三の時には、次女を妊娠中でしたので楽なようにとのことで洋装にしました。
でも、結婚してから「着物を着る機会」は少しずつ増えていることに気づきました。
そして次女の七五三が近づくにつれ、
「今度こそ着物を着たい」
「子どものためにもちゃんと準備しておきたい」
そんな気持ちがどんどん膨らんでいきました。
着物の魅力に気づかせてくれた一着
紬の着物を仕立ててもらっていたものの、自分で着ることができず、きて行く機会も見つけられず、たとう紙に仕舞われたままになっていました。
しかし長女の入学式と次女の七五三がちょうど重なる年。
職場の後輩の結婚式も控えていたことから、「訪問着を仕立ててみよう」と思いました。
実際に仕立てたのは、まだこの100日チャレンジを始めるずっと前。
でも、この訪問着が「着物の魅力」に気づかせてくれたきっかけになりました。
まとめ
母になって気づき始めました。「着物は、人生の節目に寄り添ってくれるものかもしれない」と。
日常の中に少しずつ取り入れることができたら…という思いが、次第に強くなっていきました。